科学防護服 PERSONAL PROTECTION

新型インフルエンザ・感染症対策

感染症について

感染症は突然発生する

2002年から世界で8,000人以上が感染し、約770人が死亡したSARS(サーズ)ウイルス。2003年から2005年にかけてアジアを中心に広がった鳥インフルエンザH5N1、そして2009年に蔓延した新型インフルエンザH1N1。未知の感染症は突如として発生し、私たちの社会に大きな打撃を与えます。
新たな感染症が発生した際に、感染患者の対応を行う医療従事者をはじめ、業務の継続が求められる人は、ウイルスの感染から全身を守る必要があります。デュポンではパンデミック下でさまざまな業務に従事する人々のために、感染症の防護に優れた化学防護服をご提供しています。

新型インフルエンザH1N1
新型インフルエンザH1N1は、2009年の春にメキシコで発生し、200以上の国や地域で15,000人以上の死者※を出しました。流行の大きなピークは越えたものの、今なお完全には終息していません。新型インフルエンザは、豚や鳥のインフルエンザがヒトからヒトへ感染するタイプへ変異したもので、ウイルスに対する免疫をもつ人は存在しないため、またたく間に世界へと感染が拡大します。H1N1は幸い豚由来の弱毒性でしたが、致死性の高い高病原性鳥インフルエンザが変異した強毒性の新型インフルエンザH5N1の発生の危険性がなくなったわけではありません。日本はもとより、世界中で十分な警戒が必要とされています。
※2010年2月12日現在
新型インフルエンザの変異

新型インフルエンザの変異

感染経路

新型インフルエンザの感染経路

新型インフルエンザの感染経路は、主に「飛沫感染」「接触感染」の二通りが想定されています。また医療機関などの限定した場では、「空気感染」の可能性も指摘されています。

〔飛沫感染〕
感染者の咳やくしゃみにより飛び出した水滴を、目や鼻、
口から吸い込むことで感染する経路です。
〔接触感染〕
ウイルスが感染者の手を通じて机やドアノブ、スイッチなど
に付着し、それに触れた他の人が目や鼻、口または
傷口などを触れることで感染する経路です。
〔空気感染〕
飛沫の水分が蒸発して乾燥し、小さな粒子となって
空気中を漂い、これを吸い込むことによって感染する経路です。

厚生労働省が発表した「事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」では、新型インフルエンザの感染患者や感染疑いのある人の2メートル以内に近づく可能性がある場合、二次感染のリスクが高いとされています。ウイルスの蔓延は目に見えないため、パンデミック時に外出したり、業務を行ったりする人は感染のリスクが高く、適切な防護対策が必要です。

新型インフルエンザの感染経路

リスク 行動環境
1.新型インフルエンザに感染した(疑い例も含む)人の血液などの体液飛散の可能性がある
2.新型インフルエンザと診断された人の2m以内に近づく可能性がある
3.発熱や咳などの症状を有し、新型インフルエンザに感染した可能性が否定できない人の2m以内に近づく可能性がある
4.通常はないが、突発的な状況でのみ、発熱や咳などの症状を有する人の2m以内に近づく可能性が短時間ある
5.発熱や咳などの症状を有する人に2m以内に近づく可能性がない
6.症状のない人にも通常2m以内に近づく可能性がない

2008年7月 厚生労働省 新型インフルエンザ専門会議 事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン「感染リスクに応じた感染予防・防止対策と保護具」より抜粋

感染リスクの高い事業者

新型インフルエンザのパンデミック時に業務を継続する場合、飛沫感染や接触感染に注意する必要があります。なかでも感染者との接触が高い医療従事者および病院に出入りする事業者などは、感染を防ぐ防護対策が不可欠です。

新型インフルエンザ感染リスクが高い事業者

新型インフルエンザ感染リスクが高い事業者

感染患者の治療にあたる医療従事者
および病院に出入りする事業者

新型インフルエンザ感染リスクが高い事業者

日常的に不特定多数の人と近距離で
接触する事業者

その他の感染リスク
未発症者との接触による感染
新型インフルエンザには潜伏期間があるため、症状がない人からも感染する危険があります。
突発的な感染患者の発生
職場などで突発的に感染患者が発生し、患者が医療機関に自力で行けない場合、介抱する必要があります。

その他の感染リスク

オフィスでの感染症対策

オフィスでの感染症対策~防護具の備蓄はお済ですか?

新型インフルエンザなど未知の感染症が蔓延した場合、職場などにおいても突然患者が発生する可能性があります。
感染者の介抱や職場内の消毒などを行う際に、二次感染を引き起こさないよう、防護具の備蓄と着用をおすすめいたします。

感染症対策に必要な防護具とは

感染症患者への対応にはあらゆる危険性を想定し、全身を防護できる防護具が必要です。備蓄する防護具には次のようなものがあります。

  • ・ゴーグル
  • ・マスク
  • ・防護服(タイベック®ソフトウェア)
  • ・インナー手袋
  • ・アウター手袋
  • ・シューズカバー

感染症対策に必要な防護具とは

必要となる防護具の計算

防護具の備蓄数の目安は以下の計算方法で算出することができます。

従業員数×最小稼働人員率×1日の着用回数×60(流行日数)

※新型インフルエンザH1N1の場合
(例)従業員1,000人の企業が4割の人員で事業を継続し、1日1着使用した場合、
1,000×0.4×1×60=24,000となり、24,000セットの防護具が必要となります。

備蓄スペースの検討

感染症の防護具を導入する際には、継続的に備蓄スペースを確保しておく必要があります。備蓄場所は、使用時の利便性(取り出しやすさ)や人員体制などを考慮して検討しましょう。

●タイベック®ソフトウェア 備蓄必要スペースの目安
400人、60日分の防護具を備蓄するのに必要なスペースは、

運用ルールの策定

防護具は正しく装着、使用しないと十分な効果が発揮されないため、従業員が適切に着用できるよう、運用ルールを策定しておく必要があります。運用ルールでは、防護具の装着タイミングや、使用条件、装着・脱衣方法、使用時の注意点などをまとめ、社内研修などを実施し説明します。
防護具の適切な使用は、パンデミック時の安全な業務継続を実現し、ひいては企業の社会的評価や信用の向上につながることを、従業員全員で共有しておくことが重要です。

突発的な感染者発生時のための対策チームを
事業所内において突然感染者が発生した際、事業所内に二次感染を拡大させないことが大切です。マスク、ゴーグル、タイベック®ソフトウェアなどの防護具を装着し、感染者の介抱や、事業所内の消毒を行う対策チームの設置準備を今からすすめておくことをおすすめいたします。

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