夏の効果検証(愛媛県松山市)
他社透湿防水シートを使用した住宅と、タイベック®シルバーを使用した住宅の内部温度を比較しました。
結果報告
赤外線を効果的に反射するタイベック®シルバーを施工した建物は、施工していない建物と比べて、天井・壁の温度上昇が抑えられました。躯体等への蓄熱を軽減しているため、日没後の輻射による熱の影響を抑え、快適性を向上させています。
実験
同仕様の隣り合った2棟を室内からサーモカメラで撮影し、天井・壁の温度を比較。(松山市内)
- A棟・・・壁:従来タイプ 透湿・防湿シート 屋根:シートなし
- B棟・・・壁・屋根:タイベック®シルバーを使用)
- 試験日/2005年7月26日
- 外気温/33℃(13:00)
- 構造/在来木造工法(断熱材厚 壁100mm 屋根裏100mm)
- 撮影機材/NEC製サーモトレーサTH9100MV
- 遮熱建材/デュポン™タイベック®シルバー (下記データは実測値であり、保証値ではありません。)
- 10時頃
- (東南部屋・隅)
最初は大きな違いは出ません
- 12時頃
- (東南部屋・隅)
差が出始めています。
- 16時頃
- (北西部屋・隅)
差が大きく開いています。
- 19時頃
- (北西部屋・隅)
日が落ちてもまだ差は開いたままです。
同物件の小屋裏を撮影
- 左:タイベック®ルバーなし
- 蒸し暑い2Fの天井裏です。
躯体に熱がこもり、灼熱状態なのが分かります。 - 右:タイベック®ルバーあり
- 1枚のシートが躯体のストレスをも軽減します。