開口部 デュポン工法 先張り工法(フレックスラップ® 使用)

ご注意!
・先張り工法では、タイベック®ハウスラップまたはタイベック®シルバー 3m幅規格品を推奨しています。

1.タイベック®を躯体に張ります。この時、シートの継ぎ目が開口部に位置しないようにしてください。この時、土台水切り等の上にタイベック®を重ね、両面防水テープ等で圧着させます。

2.タイベック®を赤い破線のようにカットします。開口部上部のタイベック®は斜めにカットします。

3.カットしたタイベック®の開口上部はたくし上げ、両端と開口下部は室内側に折り込みます。

4.室内側に折り込んだタイベック®をタッカー等で固定します。

5.斜めにカットしたタイベック®上部は、サッシ上部のフランジと干渉しないように、上部に折り返し、仮固定します。

6.フレックスラップ®NFの被接着面にほこり等、接着不良の原因となる要素がないことを確認します。フレックスラップ®NFを開口幅より約300mm長くカットし、用意します。

7. フレックスラップ®NFの剥離紙を半分剥がし、開口部(窓台)の左右中央に位置するようにセットします。正しくセットすると、両端で約150mmずつの立ち上げになります。フレックスラップ®NFを開口枠に圧着します。圧着は中央部から両端に向かって行います。この際、フレックスラップ®NFが伸びないように注意して下さい。

8.フレックスラップ®NFの残り半分の剥離紙を剥がします。

9.コーナー中心部分から外側に向かって、伸ばしながら貼ります。貼り付け後、シワ、気泡等がなく、完全に接着していることを確認します。

10.コーナー以外の残り直線部分を圧着します。この時も、シワ、気泡等が入らないように、均一に貼ってください。 長さ方向に力が加わると伸びてきれいに納まらないことがありますので注意してください。コーナー部分等はタッカーで固定し、圧着させます。

立ち上がり部分も剥離防止のため図のようにタッカーを使用してください。

11.サッシを取り付ける前に、図に示した青線のようにシーリングを施します。この時、開口部下端にはシーリングを施さないでください。

12.サッシをメーカーの施工要領書に従って取り付けてください。

13.片面防水テープを(1)、(2)の通り、サッシフランジ両端に貼り付けます。次に両面防水テープを(3)の通り貼り付けます。

上部へ突き抜けない

14.サッシ上部の上に折り返してあるタイベック®をもどします。

15.斜め方向のカットラインに片面防水テープを貼り付けます。

16.室内側にシーリング等、止水処理を施して終了です。